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許されようとは思いません

バレなければ大丈夫…なはずだった

 

 

許されようとは思いません

著者:芦沢 央(あしざわ よう)

発売日:2016/6/22

単行本:235ページ

 

内容

入社3年目。営業成績は常に最下位。

あるとき営業成績を大きく上げ、上司からも「一人前」と認められた。

しかし本来の注文の11倍もの誤受注をしていることを発見して

誇らしい気持ちから一転、地獄に突き落とされる。

大丈夫、バレなければなんとかなる…

ーーーーーー「目撃者はいなかった」


「ありがとう、ばあば」
「絵の中の男」
「姉のように」
「許されようとは思いません」

5つの短編で楽しめるイヤミスです。

 

 

感想

何の前知識もなく、書店員さんのポップで「全員闇落ち」と激推し(?)されていたので

イヤミス好きとしては避けて通れず手に取りました。

 

「姉のように」が人気なようですが、私は「目撃者はいなかった」が好き。

特殊な状況でもなく、極悪人でもなく、

普通に生きていて身近に起きそうな出来事が”闇落ち”のきっかけになっている。

小心者の私は主人公・修哉の気持ちがわかる気がするので、

余計にぞわぁ…とした気持ちになりました。

これぞイヤミス

 
 
<こんな人にオススメ>
  • イヤミスが大好き!
  • ちょっと寒くなりたい人(気持ち的に?)
  • どんでん返しを体験したい人
  • ちょっとした隙間時間に本を読みたい人